<名称>
ロサンゼルス郡立自然史博物館(Natural History Museum of Los Angeles County)
<住所>
900 Exposition Boulevard, Los Angeles, CA 90007
<営業時間>
9:30~17:00
<入場料>
27ドル(学生は24ドル、2歳以下は15ドル)
※こちらは2019年に訪れた際の記憶を辿りながら書いた記事になります。
現在の展示内容、営業の状態などと違う場合がございます。
ロサンゼルスのダウンタウン中央部から少し離れたエクスポジションパークにある自然科学の博物館です。
1913年に開館し、3500万点の貴重な恐竜の化石や動物、鉱物標本を所蔵する西部最大、アメリカで3番目に大きい自然史博物館です。
ダウンタウンを走るメトロに乗って向かいます。
一番近い最寄駅はメトロ(と言う名の路面電車)”Expo Line”の”Expo Park/USC”か”Expo/ Vermont”の駅ですが、私はメトロ(と言う名のバス)”Silver Line”の”37th Street /USC”駅から歩いて向かいました。
10分かからなかったと思います。
高速道路のど真ん中に停留所があり、振り返るとロサンゼルスのビル群が見えてなかなかいい景色でした。
ここら周辺が文化的施設が多く集まった公園になっていて宇宙系の人気博物館など見どころ満載なのですが、この自然史博物館だけでも丸一日潰せるほどの膨大な展示物があります。
鉱物、宝石ブースは博物館展示の一部にも関わらず小規模の博物館一個分の内容があったと思います。
特徴的なのは鉱物、宝石とも目を見張るような美品ばかりだったこと。
造形、色彩、希少性、大きさを兼ね備えた所謂コレクターズアイテムのような石が揃ってました。
日本の主な鉱物の展示は学術的に資料になるものを揃える傾向があるため地味めになるのですが、対照的に感じます。
(日本の鉱物蒐集家は金属鉱物好きの方一定数いらっしゃいますよね。鉱物の同好会に所属していた時に男性陣が喜々として黄鉄鉱や赤鉄鉱など鉄鉱石系の話をしていたのを覚えています。多分国民性なのかも。侘び寂び。)
素晴らしい標本ばかりで目の中キラキラ状態でした。
カリフォルニアといえばゴールドラッシュですが、当時取れた砂金、ナゲット、金塊のコーナーもありました。
最大のナゲットが展示されているとのことですが、この画像の金塊のことかな?
宝石は鉱物とは違う部屋に分けられていて、素晴らしいクオリティのカット石が鉱物別(ベリル、コランダム、トパーズなど)でショーケースに展示されていました。
じっくり見ている女の子が多かったです(笑)
数名のコレクターの収集品の展示コーナーもありました。
各人個性が出ていて興味深かったです。
山梨産日本式双晶もありました。
産地、角度、透明度、純度、形…
見本のような理想的な標本ですね…。
どちらかというと恐竜の展示がメインの博物館なので、少年少女たちは興奮気味で骨格標本を眺めたり説明文を読んだりしていました。
これは楽しいだろうな。
展示の仕方がダイナミックで迫力あるので子供の目線で見たら感動するのではないでしょうか。
将来博士になる子もここにいたかも。
建物も威厳を感じる神殿のような素敵な空間でした。
お庭もせせらぎが聞こえる池があるなど散策してても楽しい。
フードトラックもあったのでレモネード飲みながらベンチでまったりもよかったかも。
もっとゆっくりする時間をとればよかったと後悔しています…。
アメリカの鉱物の展示はスミソニアン博物館が有名かと思いますが、ここも非常に内容の充実した穴場的な博物館でした。
鉱物に
興味ある人はロサンゼルス観光のルートに是非組み込むべきところと思います。
<参考>
skyticket
Petite New York
Discover Los Angels
https://www.discoverlosangeles.com/jp/laの観光名所-exposition-park(エクスポジションパーク)を大特集!
旅行記ー旅行&現地情報ナビー
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